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資格がない初心者でも介護職のなかでできることとは

初心者が「できること」「できないこと」

介護資格所持でできることとは

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できる仕事が違う

できる仕事が違う

現在、介護業界で働いている人のなかにも、介護の資格を持っていない人は少なくありません。更に無資格のまま介護職員として転職する人も多くいます。そのなかで、無資格でも介護の現場でできることとできないことがあります。介護の仕事をしていくうえで、資格を持っていなければできないことと、資格がなくてもできることをしっかり理解しておくことは大切なことです。その違いを探ってみましょう。できることとできなことを知り、介護職で働くなかでの心構えを作りましょう。

資格を持っていなければできないこと

介護の仕事のなかでは、無資格者には禁止されている行為もありますので、それを知っておきましょう。まず、資格がないとできない業務は、「医療行為」です。原則、介護の資格があっても医療行為を介護利用者におこなうことはできません。医療行為は医師でなければすることが許されていないのです。では、どんなことが医療行為にあたるのでしょうか。例えば、インスリン注射を行うことや血糖を測定することは、医療行為にあたります。他にも体にメスを入れる行為や、レントゲン撮影、ピアスの穴をあけることも医療行為の範囲となります。
次に介護の資格がないとできないことがあるので紹介します。介護福祉士と名乗ることは、資格取得者でないとできません。次に、介護利用者の訪問介護をすることも、介護の資格保持者でないとできない仕事です。介護の現場で働く職員はさまざまな呼ばれ方をしています。介護士や介護職員または看護助手などがありますが、それらを名乗る時、特に資格は必要ありません。しかし、介護福祉士は、国家資格である介護福祉士の試験にパスし、資格を所有している人でなければ名乗れないのです。なぜなら、「社会福祉法及び介護福祉法」第四十八条の「名称の使用制限」に反するからです。
訪問介護についてですが、デイケアやデイサービス、特別養護老人ホーム(特養)は資格がなくても働けますが、訪問介護員として働く場合、「介護職員初任者研修」もしくは「介護福祉士」の資格を持っている者と定められています。こうして、法律で特定の資格を持っていないとできないこと、名乗れない職種が決まっているのです。

資格がなくてもできる仕事

介護の現場では、上記のこと以外は、資格がなくても基本的に行うことができます。しかし、無資格者が行ってよいことと悪いことの間には、グレーゾーンが存在しています。医療行為ではなく介護職員でもできる仕事の例として、検温や自動血圧測定器を使った血圧測定、口腔内清掃や耳垢除去などがあげられます。
無資格の介護職員ができる行為はとても曖昧ですので、判断に迷う場合は、担当医師や看護師に確認することが重要です。介護の仕事には、身体介護と生活介護の2つがあります。身体介護は、利用者さんに直接触れる介助のことで、ベッドからの起き上がりや車椅子への移乗介助です。もうひとつの生活介護は、食事の準備や掃除、洗濯などです。この2つは介護の専門資格がなくてもできます。無資格でも働ける介護の施設は、訪問介護施設以外の病院やクリニック、デイサービス、デイケア、グループホーム、特別養護老人ホームなどです。
最後に覚えておきたい介護関連の法律について紹介します。医師法や歯科医師法、保健師助産師看護師法、訪問介護員として働くための介護保険法、介護福祉士と名乗るための決まりについての社会福祉士及び介護福祉法があります。これらは、介護従事者ができることとできないことを理解するために知っておくべき法律です。