知っておくべき介護職のメリット
知りたい!介護職のメリット
介護職は安定した求人がある
一般的に介護業界は、安定した業界といわれています。介護職の人材確保は政府が大きな課題としているもののひとつであり、採用のニーズが減ることは現時点では考えにくい業界です。介護保険によって国から介護報酬が支払われるため、不況も関係ありません。専門の資格によって就職できる職種もあり、一度資格をとって経験を積めば、長い間業界で活躍し続けることができます。介護職は、全国に勤務できる職場があり、勤務地も選びやすいという特徴があります。求人も多いため、ライフプランの変化にあわせた働き方ができるのが大きな魅力です。
更に、40歳を過ぎるとなかなか採用されないなど、ほかの業界では転職時に年齢に関して壁がありますが、介護業界では違います。介護利用者に年齢が近いほど、介護利用者の気持ちもわかるとされ、転職時に年齢が問われるリスクはありません。そのため、40代、50代、60代の多くの人が介護業界で活躍しています。
そして、介護業界の人材不足や離職率を下げるため、政府が国をあげて賃金の引上げや助成金作り、勉強会などを実施してきました。よって介護業界は、介護職未経験者であっても、意欲さえあれば飛び込みやすい業界です。また、資格取得などもサポートしてくれる業界です。介護職初心者でも、働きながら資格を得ることができます。更に、育児をしながらのパートや離職期間が長くても再就職しやすく、女性が活躍できる環境が整っている業界なのです。
介護職はこのように、さまざまなメリットがあります。介護業界に飛び込む前に、このようなメリットを知り、介護職で働く心構えの参考にしましょう。
やりがいも感じられる
今は介護の知識などいらないと思っていても、将来的に自分の両親や家族が介護を必要とする日がくるかもしれません。ミドル層といわれる40代、50代、60代になると、両親などの介護が発生しやすいといわれています。その時、介護の知識や経験があれば、よりよい施設やサービスがわかり、介護される家族の心境も理解しながら身の回りのお世話ができます。仕事で得た介護の知識や経験は、自分の家族の介護にいかすこともできるのです。そして、介護の仕事を通じ、介護利用者やその家族の笑顔がみられたり、直接感謝の言葉をもらえたりすることで、自分が社会に役立っているという実感を持つことができます。
また、仕事を通して経験豊富な高齢者の方々と接することでさまざまことを学ぶことができる、とてもよい機会になります。介護職を通して得る経験がやりがいにつながっていくのです。