面接で気をつけるべきポイントは?
介護職の面接ではココに注意!
意識すべきポイント
書類選考を通過したら次に重要になるのが、面接です。特に介護業界では、書類審査で基本的な個人データを収集し、面接で介護職に向いているかの人間性を判断します。書類上では判断できないコミュニケーション能力や、人当たりのよさは、介護現場で必要とされる最も重要な部分です。一般的には面接によって採用か不採用を決める介護事業者も多くあり、コミュニケーション能力の部分が採用されるうえで重要とされている部分なのです。
明確な応募理由
介護業界には未経験者や初心者も多く、面接官は介護の仕事に応募した具体的な理由を知りたいと思っています。介護職にはやりがいもありますが、簡単にできる仕事ではありません。現場では、介護の仕事をするうえでの覚悟や、対応力、人間力が必要になります。そして面接官は、初心者でもこの業界で働きたいと思ったきっかけを知り、面接の場で向き不向きを見極めたいと考えているのです。そこで応募理由を聞かれた際には、介護職への熱意をアピールし、漠然とした理由ではなく具体的に話すことが評価につながります。
面接では、自分自身の経験をふまえて伝えた方がよいです。応募するきっかけとなった部分を、分かりやすく伝えるとよいでしょう。介護に興味を持ち自分なりの覚悟が伝わるような面接にしましょう。
最後にアピールすべきポイント
面接では、これから介護職を学ぶ意欲や姿勢をアピールし、初心者であっても面接官を納得させる方法が必要です。やはり、どのような企業でも仕事に対してモチベーションの高い人材が欲しいものです。しかし漠然と学びたい、資格を取りたいという志望動機だけでは、他の応募者と差をつけられなくなります。同じような内容になってしまいがちな部分は、具体的なエピソードが必要です。また必要なスキルや取得したい資格についても、あらかじめ調べておきましょう。介護関連の書籍から仕事内容を把握し、自分のスキルが役立ちそうな部分をピックアップします。そして、利用者の尊厳を守りながら心身に負担を掛けない技術習得が必要であることを事前に学んでおきます。
面接官は、下準備を整えて臨んだ面接であるという部分に関して、しっかりと評価してくれます。さらに積極的に学びたい姿勢を伝え、将来的なビジョンを具体的に説明できるようにしておくと評価は高まります。前職の経験をいかせるアピールも大切で、異業種ならではのスキルを介護職とうまく結びつけてみましょう。面接では、前職でのスキルや経験を介護職でいかせて、企業に貢献できるようなイメージを作り上げることです。介護利用者を大切にする気持ちや職員間の協調性も重視されるため、面接では人間性もアピールしていきましょう。